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研究圃場で環境学習のお手伝い

2024.7.17

研究圃場で環境学習のお手伝い

木々の緑が色濃くなる時期となり、梅雨とはいえ連日の厳しい暑さとなっておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?
 去る6月の初旬に、本社のご近所にある佐良山小学校5年生43名と先生3名が、昨年度に引き続き総合学習の一環で総合研究圃場に来場され、耐流速試験機や人工降雨試験機の見学、スライドを使った座学、植物見本園のビンゴゲームに参加していただきました。
 水遊びが好きな子供たちにはいつも耐流速試験機や人工降雨試験機が人気です。佐良山小学校は平成10年に発生した豪雨災害時に、前を流れる皿川が氾濫し1階部分が水没する被害を受けたほか、目の前にある「宝来橋」が落橋するなど大きな被害を受けました。これを機に、護岸を復旧するため開発された製品が弊社の河川用製品である「グリットシーバー」です。座学では開発話を交えながら、緑の役割や大切さについてお話をしました。自分たちが生まれる前にそんな災害があったこと、小学校の前の川がこの「グリットシーバー」で守られているということに皆さん驚いていました。
「アメリカザリガニ知ってる?」という質問に対し「在来種を食べて住処をうばっている」という答えをした小学生。今の子供たちは自然と生物多様性の意味について知っていることに、私たちの方が驚かされました。生物多様性の大切さを知ることに世代の違いはありません。先生方も子供たちと一緒に考えてくれたのも嬉しかったです。
 最後は約150種類の植物を展示した植物見本園を使ったビンゴゲームです。当日はとても天気が良く暑いくらいでしたが、知っている植物や、初めて見る植物、緑化に使用している植物などに触れ、思い思いに楽しんでくれていました。元気いっぱいの小学生の皆さんに、私たちも元気をもらった1日となりました。
日本植生は、子どもたちに私たちの仕事を知ってもらうことで、自然を守ることの大切さを知って欲しいと考えています。そして、近い将来、日本植生に入社してくれたら嬉しい限りです。
 これからも、総合研究圃場を通じて、「みどりの価値を高める」活動を推進していきます。

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