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2025.9.24SDGs 日植総合研究圃場がOECM国際データベースに登録されました

日植総合研究圃場がOECM国際データベースに登録されました

日植総合研究圃場がOECM国際データベースに登録されました

 令和6年度後期に環境省より「自然共生サイト※1」として認定された「日植総合研究圃場」が、このたびOECM※2(保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)国際データベースに正式登録されました。これは、緑化を通じて取り組んできた私たちの活動が、「生物多様性が守られている場所」として、世界から認められた結果です。

※1【自然共生サイト】
 環境省が「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」に認定。日植総合研究圃場は2025年2月に認定された。
※2【OECM】
 OECMとは、「Other Effective area-based Conservation Measures(保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)」の略で、日本では、自然共生サイトに認定された地域のうち、国立公園等の自然保護地域を除いた地域が登録される。この度2025年8月に日植総合研究圃場も、OECMに登録された。

日植総合研究圃場は、岡山県久米郡美咲町に位置する面積約10haの緑化工技術の研究開発施設です。岡山県北部の豊かな自然と起伏に富んだ地形を活かして、数多くの技術を生み、今日に至っています。2025年2月に「緑化事業を手掛ける民間企業としてのスキルを活かし、良好な里山環境が維持されていることに加え、地元の小学生への学習機会の提供など、地域との連携を含めた取り組みが積極的に行われている」との評価を受け、自然共生サイトに認定されています。
今回のOECM登録(令和6年度後期分)により、我が国陸域の保護地域の合計は、2024年8月時点から0.2%増となる21.0%(うちOECM0.1%)となりました。「30by30」で目指す、2030年の保護地域30%に向けての小さな一歩ですが、私たちは今後も、日植総合研究圃場から「みどりの価値を高める」技術で生物多様性の保全や回復に貢献していきます。


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