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STORY 海沿いの落石対策(トンネル坑口)

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静岡県下田市から伊豆半島の東海岸を経由して、神奈川県小田原市に至る国道135号線は、いくつものトンネルを通りながら首都圏と伊豆を繋いでいる主要幹線道路です。交通量も多く、海水浴シーズンになると渋滞が起きることもあります。今回は、その一つのトンネル坑口のお話です。
以前からトンネル坑口上には落石予防の柵が設置されていましたが、老朽化により、新たな落石防護柵に更新する計画がありました。本来は、この場所に落石防護柵を設けようとすれば支柱(H形鋼)をコンクリートの基礎に打ち込まなければなりません。しかし、トンネルは古く、構造が不明なことから支柱を直接コンクリートに打設することは難しく、加えて、迂回ルートもないため、通行規制も極力避けたい事情がありました。そこで、ご提案させていただいたのが「ラビットフェンス工法」です。
ワイヤーロープ支持式落石防護柵工の「ラビットフェンス工法」は、支柱を直接地山に設置する簡易な構造のため、コンクリートの基礎や柵の設置に足場が不要な工法で、90kJ程度の落石に対応可能です。
「ラビットフェンス工法」を採用いただいた工事は、通行の規制や安全を損なうことなく無事完了し、今も行き交う車や人々の安全を守っています。

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