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STORY 鉄道の安全対策と野生動物との共生

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シカやイノシシなどの野生動物が線路に迷い込み、列車と衝突する事象を防ぐため、侵入防止措置を行いたいというご相談を頂きました。
日本植生が侵入防止柵?と思われるかもしれませんが、当社にはのり面に生育する植物をシカやイノシシなどの踏み荒らしや食害から守るために開発した「アニマルガード工」のノウハウがあります。
この技術を活かし、お客様からご要望の多かった侵入防止柵「アニマルシャッター工」を発売しています。「アニマルシャッター工」はメッシュパネルを採用しているため、施工性や耐久性、景観性に優れた特長があります。
現場は線路に隣接していましたので、工事にはスピードと安全性が求められ、設置後は完全に野生動物の迷い込みを防ぎたいという要望に、お応えするには最適です。
まず、お客様に確実な効果をご提供し安心して頂くために、試験施工を実施しました。その結果を高く評価して頂き、延長約1,200mの「アニマルシャッター工」を設置しました。今回の試験施工を通じて、お客様と何度も現場でやり取りする過程で、アンカーピンの長さを変えるなど、従来にはない工夫もあり、より良いご提案ができたと感じています。
当社は、のり面保護工事の技術を活かし、鉄道の安全対策と野生動物との共生にも貢献しています。

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