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STORY 民家裏ののり面の災害復旧

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令和4年8月の大雨により、北海道や東北、北陸を中心に各地で甚大な被害が発生しました。青森県でも前線の停滞や線状降水帯の影響により、1日で平年の8月分(1ヶ月)の雨量を超える記録的な大雨が降り、8月としては観測史上1位を更新し、河川の氾濫や土砂災害等が多数発生しました。その中で、当社が携わった民家の裏手で発生した土砂災害復旧工事についてご紹介します。
現場は青森県北津軽郡中泊町で、崩壊した土砂が道路や民家の敷地に流入するなど、住民の避難を要する大きな被害をもたらしました。工事現場の入り口が狭く重機が入れないことに加え、のり面上部に生えているマツの大木の伐採、のり面工事など多岐にわたり、その複雑さから施工できるのり面業者が見つからず、元請業者は苦慮されていました。そこに、タイミング良く営業で訪問した当社青森営業所の担当者が詳しいお話を伺い、お手伝いさせていただくことになりました。当社は、のり面緑化製品(植生マットや植生シート)および、のり面保全工法(セパレートショット工法やソイルクリート工法)どちらも提案できることが強みです。
当初は、簡易吹付のり枠工(ソイルクリート工法)と植生マット工法の他に、のり面の上部に大量の石を入れたカゴ枠の設置や、既設の側溝を再利用した水路工が設計されていました。営業担当者、現場を引き継いだ工事担当者、さらに、施工協力会社様等、関係者総員の知識と経験を集め、現場条件に適した工法として砕石を利用したカゴ枠への変更や、既設の側溝を再利用した水路工をモルタル吹付工へ変更する提案が採用され、無事に工事を完了しました。
避難されている住民の方々に、一日でも早く日常生活を取り戻して頂きたいという元請業者の思いにもお応えできたことに、皆で喜びを分かち合いました。
お客様がお困りの時に、「この方法ならできそうだ」と感じていただいたり、「あなたに任せてよかった」と安堵されると、この仕事に携わっていて良かったとやりがいを感じます。
皆様ものり面のことで、何かお困りごとは御座いませんか?お悩み解決に当社がお手伝いさせて頂ければ幸いです。

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