吹付モルタルクラック抑制NETIS KK-100117-VE
タフライトRGは、モルタル・コンクリートなどセメント系材料の欠点を補うために使用するポリプロピレン製短繊維です。
1.短繊維の幹枝構造と束状加工により、高い分散性と補強効果を有しています。
2.分散性が高く汎用のミキサー車などで容易に均一な分散が可能です。
3.腐食やさびの発生がなく、耐アルカリ性・耐加水分解性が優れています。
モルタル吹付工や吹付法枠工の施工後に発生するひび割れを抑制するために使用されています。
吹き付け直後は、温度変化、乾燥などによる収縮によるものや、傾斜が変わる場所、固定物の周辺でひび割れが発生し易いですが、タフライトRGを加えることで、そのひび割れを低減できます。また、吹き付け飛散を低減するためにも使用されます。
一般的に使用されているモルタル吹付機に直接投入し、攪拌して容易に分散させることが可能です。標準の使用量は、910g/㎥(0.1vol%)です。
モルタル・コンクリートに引張力が生じ、引張変位が増え、材料の引張強度を超えるとひび割れが生じます。タフライトRGを使用することにより微細なひび割れの発生と同時に効果を発揮し、ひび割れの進展を抑制します。
タフライトRGは太い繊維と細い繊維の両方が効果的に配置しているため、同じ平均繊度の繊維と比較して高いアンカー効果があります。