落石予防 ロープ伏工
リング型ワイヤロープユニットで岩塊を被覆しアンカーで固定する工法です。
柔軟性のあるリングユニットは岩塊群をまとめて被覆することができ、一括で結束処理することができます。
例えば薄い板状や、甲羅のような形状の岩塊などのロープが掛けにくい場合でも「覆う」ことで抑止力を発揮します。
対象岩塊が横長になればなるほど、交点数が増え許容体力が増していきます。
また、アンカー設置個所をリングユニット外周に任意で決めることができ、ロープ掛工のようにアンカー本数が
限定されることがありません。
リング形状により荷重が各交点に分散されるため、固定地盤との設置角度が構造計算に影響しません。